357-14 セピルピ

■「セピア、今日は何して遊ぶ?」「おねえちゃんがいいなら何でもいいよー♪」

■セピア(右)&ルピア(左)・シエルブリーク
サニーとルナ、オルカとナナのように重連固定編成の機関車や同時製造された同形式の車両に宿る心は双子となることが多いが、1両の車両に二人の心が宿り双子となることは極めて稀で珍しい。セピアとルピアはシエルブリーク357番編成三等車・CP631 28号に宿る双子の心である。常に二人セットで行動し、あだ名は『セピルピ』。どちらか片方で単独行動を始めると隕石が降って来るとも。

セピアは年相応の大人びた性格でしっかり者。妹であるルピアが大好きでもっと頼られたい。前髪で目が隠れる髪型だが、髪を上げるとルピアと瓜二つである。
ルピアは歳に似合わず甘えん坊。姉であるセピアが大好きでもっと頼りたい。セピアが良いと言えばルピアも良いと言う。

初期車が既に新世代の系列に転生している旧式客車で、二人も実年齢は還暦をとうに過ぎているため、次に宿る客車形式のカタログが届いている。もし転生するならセピアは「すらっとしてかっこいい三等車」、ルピアは「夢はでっかく一等車」になりたいらしい。

357-14 セピルピ実車
■CP631形
全長:17m
全幅:2.9m
全高:3.9m

木造車は軽量かつ安価で製造できるものの、強度に不安がありひとたび事故に遭えば凄惨な被害が出る。
このため、強度のある鋼製車の開発が進められることとなり、初めて完成した鋼製客車系列が31系である。
CP631形はその基幹形式で、かつては普通から急行まで幅広く活躍した。

その後の客車大型化や新系列の登場、そして本人たちの老朽化などから勢力を弱め、現在も優等列車向けに活躍する車両は少数となりつつある。


国鉄が初めて製造した鋼鉄製客車オハ31形に相当する車両です。1両が大宮の鉄道博物館で保存され、いつでも会いに行くことができます。
国鉄では昭和40年代ごろに旅客列車から退き、それ以降は事業用車として一部車両が国鉄末期まで生きながらえたようです(まぁ、こっちの世界で生きながらえなかった人はリオストに来て31系に編入されてるんですけどね……!w)
時折Nゲージなどで31系で統一された戦前東海道線の優等列車セットなどを眺めていると、彼女たちで統一された優等編成にも憧れたりするものです。

そんな戦前の国鉄を代表するこの形式はまだ17mの小型車。
なので、セピルピも還暦ぶっちぎりのベテラン車ですがサイズ相応のロリっこになりました。
小型車=ロリです。

ロリなんです!!\^q^/(だまれ


次は何度か既に紹介している食堂車のスズさんをご紹介します。