■「もう、私の方がサラより短いのにね……ふふ」
■ミサキ・シエルブリーク サラに続くシエルブリーク357番編成メンバー、乗務員の寝泊まりするための『乗務員控室車』SP530 11号の心。サラとは対照的で、穏やかな母親のような性格。
あまり乗客の前に出る事は無いが、寝泊まりする乗務員たちの世話と事務仕事を担当している。
そして、熱くなりがちなサラをなだめるのもミサキの役目。
■SP530形
全長:17m
全幅:2.9m
全高:3.92m
三等・荷物合造車CLP530形を改造した乗務員控室車。
かつての三等客室部分と荷物室の一部を乗務員向けの寝台に、残りの荷物室部分を会議室と簡易キッチンに改装し、寝泊まりと運用前の点呼やミーティングができるように造られている。
しかしながら、17mという短さもあって近年では手狭感が拭えず、現在25.5m級の大型車へと転生させる動きが見られ、ミサキに関しても近いうちの転生が約束されている。
■色々多忙故長いこと開きましたが、357番全員紹介の続きです。
一般的に、鉄道の乗務員はその列車の区間ごとに交代します。
しかし、リオストの乗務員は『区間ではなく列車』につき、異動があった場合を除き一つの編成を専属します。
そして、その乗務員たちの寝泊まり場であり、仕事場の一つであり、『家』でもある存在。
それが乗務員控室車です。
区間列車であればこうした車両は必要でないのですが、途方もない区間を行く大運転列車においては必須車両となります。
乗務員にだって、安らぐ場所は大切なのです。
■ということで、旅客車以外の紹介が全員終わりました。
ようやく次は旅客車。三等車、オルカとナナを二人一緒に紹介予定です。