September 2009

ウインディアの名医術師

呑んべぇ医術師マヤ
■マヤ 世渡世界「アルザス」東方にあるアルバの故郷、ウインディアに住む医術師(医術に関する魔術を筆頭に医学に長けた魔術師のこと)。
名前は医術師の子に付けられるアルザシリヤ。
「先見の民」と呼ばれる山猫系の先住民に属する。4年前のウインディア事変で名医と謳われた母カヤを亡くしてからは、代々続く医術師の職を引継ぎ、現在は母と並ぶ名医と言われ、わざわざマヤに診て貰いに来る者もいる。

医術に関しては優れた能力を発揮するマヤだが、私生活に関しては呆れ返るほどズボラで、母屋は物が散乱していると言う。また、自家薬草園で同時に育てた煙草をいつも煙管で吸っているほか、酒好きでもあったりする。

18。

ウインディアは、何百年も昔、種族紛争で土地を追われた西アルザスの猫人が、元来からこの地に住む先住民の下に新たな故郷を求めたことから始まった村である。
この地に住んできた山猫系の猫人は新たに移り住んだ家猫系の猫人を快く受け入れ、移民達も血筋の違いに嫌悪を抱くことなく小さな谷の村に溶け込んだ。
そして、両民族の中から特に秀逸と認められた西の移民の一族が領主となり、領主の苗字を村の名に掲げる仕来りからその村は「ウインディア」と名づけられた。
そして、今に至る。



自分の中で、オリキャラは現在ウインディア祭り開催中ですwww
マヤは事変の時点で14歳と決めていたので現在18歳ということになってますが、キャラデザの過程で問題発生。
「この人…18で煙草吸って酒飲んどーやんorz」
世界的に飲酒に年齢制限かけているところは少ないと聞いたことありますし、何より世渡世界はそういうとこフリーダムですからw ウインディアも含め特に飲酒喫煙に年齢制限は設けていません。
だから、アルバに酒を勧めると、断り文句は「私、お酒苦手なんで…^^;」といった感じに。

ただ、自重してそのうち年齢設定上げるかもしれませんwww

ウインディア村生い立ちの設定では、民族間の争いが無い場所をイメージしてみました。多民族国家でも、少数民族と多数派でいさかいが絶えない所も多いですよね。 仲良くすりゃいいのにで片付かない事情も多くありましょうが、やはり、お互い手を取り合って過ごさなきゃ! という意味合いも暗に込めていたりします。



さてさて、東アルザスのキャラということでマヤも名前の元ネタは鉄道記号になります。

マ→42,5t~47,5t(スより1ランク上)
ヤ→事業用車(線路の検査に用いる検測車も該当。役所のヤ)

…ここに書くに当たって調べました。

最近は私鉄でも独自の検測車を用意して検査することが多いですが、昔は国鉄・JRのマヤ検測車が私鉄に貸し出されて走る事例が多く見られました(今でもなくは無いですが)。
鉄道界に於いてまさに「医者」にあたる役職の車両に付ける記号ということで、付けてみました。

先見の民の服装はアジア系の民族衣装で行こうと思っているのですが、まだまだ勉強不足。何か良い資料は無いかなと思う今日この頃でした。

時速40kmのタイムマシン

今日はちょっと紹介記事ですよ。
部活は演劇部・漫画研究部の兼部な私ですが、そんなわけで演劇人の端くれであり鉄道好きである自分的に新鮮で、斬新で、温かいお芝居のお話です。

その前に、銚子電気鉄道について紹介しなければです。

銚電こと銚子電鉄は、関東最東端の町銚子を海岸線沿いにぐるっと回る小さな私鉄です。
銚子~外川間約6kmを最速40km、約20分でゆっくりと結び、置換え計画が上がるものの、在籍車の多くは古めかしいツリカケ駆動車。

車両たちを順に紹介しましょう。

1002

1001

■1000形
元営団銀座線2000形。01系の登場により銚電へ来た車両。
元は片運転台車だったものの、移籍により他車の顔を貰い両運転台化、また、パンタグラフの追加と台車の交換が行われている。

現在1001号は「桃太郎電鉄」のラッピングを、1002号は「鉄子の旅」の作者、菊地直恵氏のデザインした塗装を纏う。

今後も銚電の一員として活躍が続く。

801

■800形
元伊予鉄道モハ100形。
何気に銚電では一番大きい子。

国土交通省の是正勧告により予備車とせざるを得ない状態で、同じく伊予鉄道から転入予定の後輩にその任を譲る予定にある。

あおみとおうみ


■700形
元近江鉄道モハ51形。
近江時代末期は姉妹一組の片運転台で活躍したが、銚電入りした際に両運転台化され独立。このため、銚子寄と外川寄で姉・妹共に顔が異なる。
702号はかつての銚電で採用されていた旧塗装を纏っている。
702号はワンマン非対応。701号はかつて1001号と当たった事があり、台枠が傾いているという。

800形と同じく、国交省の是正勧告より廃車予定。

デキさん


■デキ3
ドイツ、アルゲマイネ社生まれ。山口の炭鉱で働いた後に銚電へ転入。
鉄道界一のろりっこ最小電気機関車である。
仲ノ町のヤマサ醤油へ原料塩・製品などの輸送を行っていたが、貨物輸送廃止以後は銚電のマスコットとして仲ノ町車庫の看板娘を勤める。

301


■300形
元鶴見臨港鉄道(現JR鶴見線)モハ110形。
同型の姉妹は全国各地へ転出しているが、静岡鉄道
モハ23が解体されて以降は姉妹最後の生き残りとなる。
最も、301号も現在は非営業車となり、倉庫代用+架線点検用車として細々と活躍している。

デハ101

■100形
電化以降の銚電を見てきた古参。

連続テレビ小説「澪つくし」では車両側の役者としてたびたび出演している。

700形転入以降は予備車として主に後輩を見守る仕事中心となる。
予備車兼倉庫代用での活躍が続いたが、1999年廃車。笠上黒生(かさがみくろはえ)で留置され今に至る。
廃車以降整備は全く受けていないこともあり、10年経って徐々に自然に還りつつある。

銚電一穏やかな子(個人的に)ながら、解体予定。

ゆーちゃん


■ユ101
国鉄の貨車を改装したトロッコ客車。
連続テレビ小説「澪つくし」にちなみ「澪つくし号」と名づけられ、営業列車の最後尾に連結されて活躍していた。

国交省の指導により営業できない状態。
何だってんだ国交省(‐‐#)



…はい。時々機械の心的だったり、棘混じってたりしますが^^;、以上が銚電で現在レールの上で会えるメンバーです。

銚電といえば、深刻な財政危機を副業として販売している「ぬれせんべい」の購入呼びかけにより乗り切ったというエピソードが有名な鉄道ですが、沿線の町並みは都会の喧騒をしばし忘れさせてくれる温かくて、優しい町です。

そして、その優しい町を走る同じく優しい古参たち。
ただ、解説でもお話したとおり、行政指導により設備更新が求められ、今ある風景は変わろうとしています。

色々な事が小さな時代、人の心が小さな時代。
何だかそんな時代の波に曝されているような気がしてなりません。
が、結局は最後まで見送ってあげることが彼女達にファンがしてあげられる事なのかもですね。

うぅ…認められるような、られないような…。



さてさて、本題に戻りましょう。
この銚電を舞台に、新しいスタイルのお芝居が!。

時速40kmのタイムマシン

…過去絵で失礼します。
東京都内の劇団「シアターキューブリック」が贈る劇

「銚電スリーナイン~さよならイワシ号」です。

舞台は銚電の路線そのもの。
そして、劇場+役者にデハ702号が加わります。
ちなみに、イワシ号=702号です。

この企画は去年の春・夏に公演され、全席完売の好評に終わった「銚電スリーナイン」に続くものになります。

劇場で公演するのが普通のお芝居を役者さん・裏方さんの想いをこめて鉄道車両の車内で公演。
私も去年の追加公演で見させていただいてますが、企画の斬新さもさることながら、お話も良かった!

紹介するのが遅れてしまい、実は今日が千秋楽(殴)ということなのですが、遠く離れた湘南の地から応援していますよ^^!



このシアターキューブリック。お客さん参加型の演劇「演劇であそぼ!」(新企画への移行に伴い休止中)など、銚電スリーナインに限らず多くの新しい企画を行われています。

演劇であそぼ!は、過去に2回参加させていただいている身なのですが、皆さんとても親しく接してくださいます^^

この度片リンクを追加させていただきましたので、興味のある方は是非!

さくっと短信。

「twitterの記述の4割は意味の無いつぶやき」。
携帯さんに入ってくるニュースにあったこんな記事を見て何を思ったか。

twitter支線開通しました。

ぼそっと意味無く呟いてみたり、愚痴ってみたり。
それなりに使ってみようかなと思います。
興味ございましたら是非。

…実は意識的にはここもpixivの支線扱いだったりします^^;

らっくる・びーくる

らっくる・びーくる機械の心

函市電 9601 号らっくるさん実車


函館市交通局9600形「らっくる号」
アルナ工機(現アルナ車両)が開発した超低床軌道線専用車両「リトルダンサーシリーズ」のタイプC2。2007年3月デビュー。一般公募で「らっくる号」という愛称が付けられている。

地面から床までの間隔は、最も低い地点で360mmで、お年寄り・車椅子利用の乗客に優しいバリアフリー車となる。

雪をイメージしたスノーホワイトと、函館山から見た夕暮れへ移ろう町の色をイメージしたイブニングブルーパープルを纏う。



普段はネットにつなぐと真っ先にpixivへ向かう私ですが、現在メンテで入れない状態。というわけで、描きあがった絵を珍しくこちらで先に上げてみます。

リトルダンサーシリーズは、全国各地の路面電車で盛んに活躍する超低床車シリーズで、中でもらっくるさんは一族の中では最北で活躍しています。
それまで単行、または3車体連接となっていた一族の中で、らっくるさんは2車体連接車。ちょっと小柄なイメージから、彼女の心は幼めに仕上げてみました。

帽子の局章が実際のものと全く異なってますorz

実はこのらっくるさん。キャラデザ自体は1年近く前からあった子です。
私が人の絵を描き始めたのは去年の9月ごろ。その後、修学旅行で函館を訪れた際に会ったのがらっくるさんでした。
地元に戻ってから描き起こしたラフを先日発掘したので、当時のそれを基にリメイクしてみました。頭のリボン以外はほぼラフのままです。

…元ラフは上げませんけどねw
今じゃとても見てられませんorz

ボツカットだけどねー。

ボツカットだけどねー。

当時のラフは色無なので今回カラーで起こしてみたわけですが、脳内のカラーイメージの通りに塗っていると、時々完成時に目指す印象と違ってくることもよくあることです。

そんなときは、たいてい簡単にそのキャラを描き下ろしてそこに試し塗りしています。
今回、らっくるさんの髪の色は青で塗る予定だったのですが、髪以外を先に塗っていくと髪はそのまま白でも良いような気がしてくる
元々冬には雪の積もる町を行く子であり、実車のキャラデザも雪をイメージした白を地に配しています。

かといって、予定通り青で塗った場合も気になるわけです。
そんなときの簡易カット。
それが上の蒼髪らっくるさんです。

その結果を見て、らっくるさんは白髪になったのでした。

以上、普段はあまり明かさない舞台裏事情でした。
さて、そろそろメンテも終わったかな?

今日の江ノっ子たち。


かえりみち。それは江ノ電バスと間近に接することが出来る路。
歩きつつ出会った子達の中には、今年生まれの子も多くいました。
というわけで、今日会った2009年式車両たち「チーム2009」(←非公式です)を紹介します。



にーご

525号(にーご)

2月生まれ
型式PKG-RA274MAN。手広営業所のチーム2009路線車組みは、現時点で全員この型式になります。つまり、今年の新人(路線車)はみな血の繋がった姉妹(?)ということになります

にーごは、バトンタッチの伴わない増車というかたちで524号にーよと共に江ノ電バスにやって来た子です。先代いーみに乗ったときに紹介しましたね。
にーよはチーム2009の最も上の姉ということで「にーよお姉ちゃん」、このにーごは響きで「にゃーご」と時々呼んであげてます。

いーみ回送

続いて、お仕事帰りのいーみ。もうすっかり慣れて溶け込んでます。
ここで紹介した頃は営業所の中では最も下の子だった彼女ですが、8月には古参組の514号(こいし)が新こいしへ。更に9月に入って515号(いーご)も新いーごへ交代し、妹二人を持つお姉ちゃんになりました。

私が新こいしと初めて会った日、同時にシフト入りしていたいーみの嬉しそうな顔が忘れられないです。あぁ、バス乗りたくなってきた…。

新いーご

と、噂をすれば(というわけではないのですが)、今月に入って生まれたばかりの新人である新いーごがやって来ました。
先代いーごの車検切れは10月で、今月中はまだ先代の活躍が見られる、と、思われたのですが、どういう訳か彼女は今月の交代になりました。同じ古参組では、516号(いーむ)と、先代いーみの帰りに乗ったいーなも10月切れの予定だそうです。

さぁ、この二人はどうなるか?

MEEEEEEEEEEEM!!!

しばらく歩くと、このブログではもう御馴染みであろうがやって来ました。

みーむです。

彼女は2004年生まれですが、みーむが来たとなると撮らずにはいられませんでした。
後姿でごめんよ。

その後のこと。

帰宅後再び駅へ向かうと、留置場にチーム2009と思しき人(バス)影が。
それがこの子。

新こいし

いーみにとって初めての妹である新こいしです。
暗くて見づらいものの、出番待ちです。

とこんな感じで。
チーム2009をまとめてみると、

2月生まれ 524 にーよ
        525 にーご
6月生まれ 513 新いーみ
        805 新れーご(未紹介)
8月生まれ 514 新こいし

となります。

みな、今後が楽しみな子ばかり!
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