357-6 撫子

■「…仕分け完了っと。さて、一つお茶でもしに行こうか」

■伊勢撫子 アイラに次ぐシエルブリーク357番編成メンバー、LOP560 645号の心。
出身は独立世界(世渡世界の対義語)の『日本』で、地方の亜幹線で活躍していた。
郵便と小手荷物輸送の廃止と共に運命を共にしようとしていた所をRSCRに導かれ(車両たちの間では『拉致』と呼ばれる)、現在に至る。
移籍の際に元形式とRSCR搬入の際に経由した地名を取って「スユニ・フルカ」という名前を貰い、現在は両方を名乗る。

移籍からの歳は30年足らずだが、出身世界では木造三等車からの転生を経験し通算年齢は70を越える。それ故穏やかで物静かな性格。しかしちょっとだけ腐女子。

357-6 撫子実車

■LOP560形
全長:20.0m
全高:4.02m
全幅:2.9m
荷重:郵便4t・荷物6t

ほぼ全車が独立世界出身という形式「60系」の向け郵便荷物合造(二種類以上の用途に合わせて車体を造る事)車。
老朽化の著しい木造客車を台枠(車体の土台部分)を利用して鋼製車体に転生させる計画の一環で改造された形式の一派で、撫子の場合は元木造三等客車。
転生前は全長17mであったため、同じく旧型木造客車の台枠を4等分し改造車に切り継ぐ手法で延長された(この場合、転生後の心には切り継ぎ台枠の持ち主であった心の記憶が同時に引き継がれる)。

元々主要幹線の一段階下に当たる亜幹線向けに用意された形式ゆえ、本線での郵便輸送をカバーするには若干の不足がある。このため、郵便物の量によっては荷物室に郵袋を持ちこむ事もある。

■かなり前にスユニさんとして紹介していますが、今回から旧名で紹介です。

今まで紹介した荷物車5人の受け持つ小手荷物輸送に加え、かつては鉄道による郵便の輸送も行われていました。中には車内で仕分けを行う便(取扱便)も存在し、そうした手順を踏んだ手紙には車内で消印(鉄郵印)が押されました。
しかし、こちらも飛行機や高速道路による輸送の台頭に押され、小手荷物輸送と同じように姿を消していきました。

リオストでは、小手荷物輸送と共に郵便輸送も盛んに現存し、多くの郵便車が活躍しています。
海外では郵便=黄色とされる事が多いようなのですが、この辺日本準拠としているので赤で、日本固有の〒マークも世渡世界では一般的に定着している設定です。
国鉄の場合、一部の郵便専用車を郵政省が保有していましたが、リオストの場合は世界的な郵便組織が一部メンバーを保有している形になりそうです。当然翼人郵便局を初めとした他の郵便輸送と盛んに連携されています。

■以上で郵便荷物車全6両の紹介が終わりました。
357番編成はこの後、業務用車(職用車)2両を経てオルカから旅客車へと続いていきます。